30代未経験がITパスポート・基本情報技術者を取るのは転職に有利か

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「資格は取った方がいいの?」という疑問への結論

「30代 未経験 IT資格 おすすめ」

記事「30代未経験がIT転職までに独学すべき最低限の知識」では

ITパスポートの学習範囲に沿って基礎知識を身につけることをおすすめしました。

この記事では一歩踏み込んで、「ITパスポート」と「基本情報技術者」という
2つの代表的なIT資格について、実際に転職で有利になるのかを整理します。

結論から言うと、資格の有無だけで合否が決まることは ありません。

ただし「どちらを、どのタイミングで取得するか」を理解しておくと学習の遠回りを防げます。

ITパスポートと基本情報技術者、何が違うのか

まずは2つの資格の違いを整理します。

ITパスポート 基本情報技術者
対象者 ITに関わる社会人・学生全般
(非エンジニアも含む入門資格)
ITエンジニアの登竜門
となる国家資格
合格率目安 約50% 約50%
学習時間目安
(未経験の場合)
100〜180時間 200時間前後
転職での位置づけ 学習意欲・基礎知識の証明 技術理解の証明として
アピール材料になりやすい

大きな違いは、ITパスポートが「ITに関わる社会人・学生全般」を対象にした
入門資格であるのに対し、基本情報技術者は「ITエンジニアの登竜門」と
位置づけられる国家資格である点です。

学習時間の目安も、ITパスポートが100〜180時間程度なのに対し
基本情報技術者は未経験の場合200時間前後とより踏み込んだ
学習が必要になります。

30代未経験の転職では、結局どちらを取ればいいのか

「時間が取れないから、まずはITパスポートだけで十分では」
と考える人も多いのですが、30代未経験の転職においては注意が必要です。

ITパスポートはあくまで非エンジニア向けの入門資格という位置づけのため
これ単体では「学習意欲がある」ことは伝わっても
「技術を理解している」ことの証明にはなりにくい
という側面があります。

一方の基本情報技術者は、エンジニア職を前提とした試験内容のため
未経験であっても「実務レベルの知識をキャッチアップしようとしている」姿勢が
より具体的に伝わります。

そのため、時間に余裕がある場合は、
「ITパスポートで基礎を固めてから基本情報技術者に挑戦する」という
2段階のステップがおすすめです。
一方で転職活動を急ぎたい場合は、ITパスポートを飛ばして基本情報技術者の
学習から始めても問題ありません。

いずれの場合も、記事「30代未経験からITエンジニアになるまでの5ステップ」

で触れた通り、資格学習と並行してポートフォリオ作成などの
「手を動かす」実践も進めておくと、選考でのアピール材料が
より厚みを増します。

学習を後押ししてくれる参考書・教材

独学で進める場合、体系的にまとまった参考書を1冊決めて繰り返し学習するのが
遠回りに見えて実は最短ルートです。

ITパスポートであれば、図解が豊富で試験範囲を網羅した定番の参考書が複数の出版社から
出ています。

基本情報技術者も同様に、科目A・科目Bそれぞれに対応した参考書と
過去問題集を1冊ずつ用意しておくと学習を進めやすくなります。

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参考書を選ぶ際は、最新の試験制度に対応した最新版であるかを必ず確認しましょう。

ITパスポート・基本情報技術者ともに出題範囲が定期的に見直されるため
古い版だと出題傾向とズレが生じることがあります。

まとめ:資格は「目的」ではなく「手段」

ITパスポートは非エンジニア向けの入門資格

基本情報技術者はエンジニア職を前提にした国家資格

という違いがあります。

30代未経験の転職では、時間に余裕があれば「ITパスポート→基本情報技術者」の順で
急ぐ場合は基本情報技術者から学習を始めても問題ありません。

どちらの資格も、あくまで学習の道しるべであり、転職の合否を決めるものではありません。
資格取得をゴールにせず、「30代未経験からITエンジニアになるまでの5ステップ」
「30代未経験がIT転職までに独学すべき最低限の知識」で触れた実践的な学習と並行して
進めていくことが大切です。

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